歯ぎしりや食いしばりについて

みなさんは歯ぎしり食いしばりを周りの方から指摘をされたことは

ありますか???

歯ぎしりや食いしばりでかかる力は自身の体重以上とも言われており

歯や歯茎に大きな負担がかかっていることがわかります。

 

歯ぎしりは上下の歯をこすり合わせる行為で、睡眠中などに

多いとされています。

食いしばりは歯を強く嚙みしめる行為で、力仕事をされる方や
ストレスを感じている時にされることが多いと言われています。

 

歯ぎしりや食いしばりによって受けるダメージ

 

  • 朝起きた時に顎が痛くなる
  • 歯が欠ける・詰め物の破損
  • 歯がすり減る
  • 知覚過敏
  • 頭痛・肩こり

 

歯の表面を覆うエナメル質がすり減り、内部の象牙質が露出してしまうと、
知覚過敏の症状が出たり詰め物やご自身の歯が欠けてしまうこともあります。

最悪の場合、歯が割れて抜歯が必要になることもあるため注意が必要です。

 

しかし無意識のうちに行われていることを治すのはなかなか難しいです。

 

対策として・・・

☆マウスピースの作製

歯ぎしりや食いしばりの衝撃を直接歯に与えないように

クッション材の役割をしてくれます。

当院では保険診療でその方に合わせた厚みのマウスピースを
オーダーメイドで作製することができます。
気になる方はお気軽にご相談ください。

 

☆嚙み合わせの調整

上下左右ともバランスよく噛めることが望ましいです。

高さの調整だけでなく、治療が途中の歯や、抜けてしまって放置された状態の場合

反対側の歯や顎に負担がかかります。

ブリッジや入れ歯、インプラントなど歯のないところを補う治療は
様々ありそれぞれメリットデメリットがございます。

どちらの治療も当院で施術が可能となりますのでご希望の際はご相談ください。

 

 

歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちに行われていることがほとんどです。

そのためご自身では気付きにくいです。

ご家族や周りの方から指摘を受けたり、ご自身で自覚症状のある方は

一度歯科医院での受診をお勧めいたします。

ご自身の歯や顎を守るために早めの対策をしましょう。